2012年08月20日
2009~11年度 『粟国島海里元気プロジェクト』
ブログをご覧くださりありがとうございます
今日はコミュニティおきなわが2009年から3年間、
粟国島で取りくんだ『粟国島海里元気プロジェクト』を紹介します
このプロジェクトの目的は、
「粟国の歴史、文化、自然を大切にしながら、
粟国村住民と連携をとりつつ、
島づくりを住民自ら形成する活動をサポートすることで
魅力と誇りあるふるさと創りに寄与する」
3年間、次の4つのプロジェクトをコーディネートし住民と共に推進しました。
(1)粟国の歴史、文化、自然が体感できる風景をつくり保全するプロジェクト
①島の主要道路「チカノー通り」の風景づくり
②家庭菜園(あたいぐゎー)のつながり
③集落内の清掃保全
(2)粟国の歴史、文化、自然を資源にした人と物とお金の交流プロジェクト
①特産品の試作
②「ゆんたく喫茶」の開催
③家庭菜園市場(あたいぐぁーいちば)の開催
(3)粟国の歴史、文化、自然を資源とした情報記録の制作、発信プロジェクト
①情報誌「海里元気便り」
②ブログ「粟国島海里元気プロジェクト」
③伝統行事の記録「記録映像DVD」
④粟国島の暮らしや伝統を記録「歴史、暮らしアルバム」
(4)プロジェクト推進に関する業務、人材育成
①組織マネージメント養成事業
②IT活用人材養成事業
③情報誌およびイラストレーター活用人材養成事業
④住民の声を活かす企画・制作養成事業
⑤コーディネーター育成事業
住民と共にプロジェクトを推進する心得として、
各区長や小字会長をはじめ住民の方々との話し合いを大切にして企画をたて
住民ができること・やってみたいことを引き出して
目標を共有できるようこころがける
プロジェクトの中で、住民からある合言葉が生まれました。
「あたいぐぁ~から、ひやみかち」
(家庭菜園から、さあやろう!)
この言葉の意味は
一人ひとりの行動からできること、やってみたい事から始めよう
一人ひとり様々な立場がありますが、コーディネーターとして、住民ができること・やってみたい事を
みんなで取り組めるプログラムをつくり、実施しました。
2012年3月に開催した事業報告会での参加者の声
・はじめて住民と「協働」できた活動だったと思う。
・今まで島になかった取り組み。これから先の島づくりのヒントになった。
・島の人が気づかなかったことに気づいて、活動してくれたことに感謝。
・海里元気プロジェクトと共につくりあげた「チカノー通り」を通ると心が和む。
一緒に活動できて良かった。
・島のアジマ―「チカノー通り」が魅力的になった。私も少しずつ花を植え始めています。
・移住して、島に知り合いが少なかったが「ゆんたく喫茶」で生まれた交流が嬉しかった。
・島の素晴らしい行事の記録を映像として残してもらえたことに感謝。
・海里元気プロジェクトと一緒に活動することで、島への想いが変わった。
僕も負けないようにがんばります。
・少しずつでも私たちが始められることをやっていきます!まずは明日から!
最後に、3年間粟国島の皆さんにご理解をいただき、一緒に活動できたこと、
島の魅力をともに再発見、発信できたことに心から感謝しています。
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